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活動報告

2017年06月16日

NPO 法人大学の明日を考える会主催 勉強会『インド人学生の合言葉が「留学なら日本へ」を可能にするための模索』

講演テーマ

NPO 法人大学の明日を考える会主催 勉強会
インド人学生の合言葉が「留学なら日本へ」を可能にするための模索


講師:星野 恭子
インドラクナウ日本語学院 院長


開催日:2017年6月15日(木)
時 間:15:00-17:00
対 象:大学の経営層・実務担当者


開催要旨

日本政府から東京大学を頂点に各大学が留学生を大幅に受け入れるよう要請されていますが、平成27年度の日本への留学生20万人のうち中国からの9万4千人(全体の45.2%)を筆頭にベトナム、ネパール、韓国、台湾と続き、インドから日本への留学生は879名(同0.4%)にとどまっております。中国に続く人口を有しているインドからなぜ日本へと留学生を呼び込めないのか。この大きな課題に挑みます。

まずは日本へ留学という選択肢があることの周知徹底。留学の第一歩である受験の窓口の簡素化、一体化。英語で単位が取れるコースの充実化(特に理系)。優秀な学生に対して待っているだけではない積極的なアプローチ。日本語というハードルを低くするための適切なガイド。インド人学生のニーズに合った体制を整える。卒業後の進路に関する大学側のフォロー。などいくつかの論点を提示しご参集いただいた皆様のご意見を伺うと共に、国立研究開発法人 科学技術振興機構が進めているプロジェクト(アジアの優秀な学生を日本に招聘し日本を知っていただく)に則し、インドの学校と日本の教育機関とのパートナーシップが図れるよう推進していかれたらと考えております。

講師紹介

 星野 恭子
  インドラクナウ日本語学院 院長

1963年東京生まれ。2004年北インドのラクナウへ移住し、子供の成長と共にインドの教育を肌で感じながら2005年設立の日本語学院にて日本語を教える。2015年からJagran Public Schoolにおいて一年生から八年生を対象に必修科目に指定されている日本語(全インドで日本語が必修科目となっているのは北インドのラクナウにあるこの学校だけである。)を教え始める。

2010年、文部科学省のプロジェクト、「グローバル30留学フェア」に参加したことをきっかけに、インド人学生の日本への留学推進に関わるようになる。2014年立命館大学留学担当者と同行しラクナウにある大学、高校など10数校に日本留学を紹介提案。2016年8月日本国際交流基金のラクナウ訪問を受け、日本語教育拡散の課題を話し合う。2016年12月ラクナウで開催された、日印合同鉄道フェアに参加した東京大学、立命館大学からの依頼でラクナウの優秀校を紹介。2017年4月に行われた高校生対象の進学指導会において、東京大学、立命館大学、科学技術振興機構、日本大使館書記官を日本文化と日本への留学をインド人学生にアピールするよう招致。2017年7月29日、ラクナウにて開催される日本の大学による教育フェアを全面サポート。日印学生の互換性を高めるよう邁進中。

 

アジェンダ

14:30-15:00 受付
15:00-16:00 レクチャー:インド人学生の合言葉が「留学なら日本へ」を可能にするための模索
講師:星野 恭子
16:00-17:00 意見交換会

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