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活動報告

2015年05月12日

NPO 法人大学の明日を考える会主催 特別セミナー
『魅力的な日本の留学制度がなぜインド人学生の心に響かないのか』

講演テーマ

NPO 法人大学の明日を考える会主催 特別セミナー
魅力的な日本の留学制度がなぜインド人学生の心に響かないのか


講師 星野 恭子
インドラクナウ日本語学院 院長


開催日:2015年5月11日(月)
時 間:14:30-16:00
対 象:大学の経営層・実務担当者

開催要旨

 平成25 年5 月時点における海外から日本への留学生は13 万5 千人。上位五カ国は、中国、韓国、 ベトナム、台湾、ネパールでした。中国からの留学生は81,884 人と圧倒的に多く留学生全体の60.4% を占めていますが、インドからは560 人0.4%に留まっています。 歴史的にしがらみの少ない日印関係は、文化交流や、経済交流、安全保障面において双方が合致する 点が多く他国に比べて障壁が少ないように見えます。また、2012 年には日印国交樹立60 周年記念行 事が盛大に行われるなど、友好ムードも高まり、それに伴い学術面での交流も盛んになるのではと期 待されました。しかし留学生の伸びは鈍く、学資面での手厚いサポートがあるにもかかわらず、なか なかインドからの学生を呼び込めていないのが実情です。留学生を受け入れる日本側と送り出すイン ド側の両者の問題点を明らかにし、解決の糸口がどこにあるかを探ります。単に日本語という言語の 問題だけではないインド人が日本を躊躇する理由。そして受け入れる側の日本の大学側が留学生の期 待に十分に応えているかどうかなど、いくつかの論点を提示していきたいと考えております。


講師紹介

 星野 恭子
  インドラクナウ日本語学院 院長

1963 年東京生まれ。卒業後、銀行外国為替課に勤務。商社、生命保険会社勤務 ののち、1994 年インド人の夫と結婚。その後証券会社勤務を経て子供の入学に 合わせ2004 年インドへ移住。2005 年インド・ラクナウ日本語学院設立。2006 年  地元学校(オックスフォード・パブリック・インターカレッジ/シティ・モン テッサリー・スクール)に勤務するかたわら、2010 年、文部科学省のプロジェクト、 「グローバル30 留学フェア」に参加。2012 年JICA(青年海外協力隊JOCV)隊員 ラクナウ赴任(日本語教師)に伴いサポート。2014 年立命館大学留学担当者と 同行し在ラクナウの大学、高校など10 数校に日本留学を紹介提案。インターネッ トを活用しての個別留学紹介は現在も継続中。

 


アジェンダ

14:00-14:30 受付
14:30-16:00 レクチャー:魅力的な日本の留学制度がなぜインド人学生の心に響かないのか
講師:星野 恭子
質疑応答

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